海岸

延安の娘の海岸のレビュー・感想・評価

延安の娘(2002年製作の映画)
1.5
下放の時に学生の間で生まれた本当の両親に会いたいと北京まで会いにいく娘の物語。文革という辛くも忘れたくない記憶に対する中国人の葛藤が描かれる。
アイコンキャラクターとしてお膳立てられるヒロイン。建前と本音が交錯する。
幅広く、色々なものを撮っているがドラマも記録も中途半端。感情もテーマも突き詰めないとなにも描けない、と実感した。
日本人がこのテーマでわざわざ撮った理由がわからない。一貫性のなさを豪華な音楽でカバーしてる感じ。チャン・イーモウの映画を見た方がいい。
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