サイトウがシュール
もう、とにかくすっごく面白かったです!
反戦映画なので面白いっていう表現は如何なものかとも思いますが、じゃあどうするのこの感情は!!!
えげつないもの観てしまったぜ…という気持ち。なんならウワァァアと叫びながら転げ回りたい気持ち。サル。ゴリラチンパンジー。
ストーリーの軸となるのは、"橋をかける"
ということ。
日本軍vs捕虜外国人、両者プライドを懸け対立しつつ、橋という同じ目標に向かい、それを成し遂げていく内に次第に分かち合っていく。ここまではいいんですよ、ここで終わればとってもいいお話。終わりませんよ〜〜まだ寝かせないぜ〜〜!なんと『しかしある指令が下り…』というご褒美ストーリーが待ち構えているではありませんか!!!ちゃんと反戦展開にもっていくところが優秀賞。
後半は緊張しすぎて動悸が、動悸が…!
まさに手に汗握る展開でした。
ハートフル〜とか思いながら観ていたので、突如襲ってきたこの喪失感、どう埋めたらいい?
名誉?反逆?
「私は何のために?」
暫く一週間くらいはこの作品について考えることになりそうです。