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戦場にかける橋のSHINのレビュー・感想・評価

戦場にかける橋(1957年製作の映画)
3.9
前情報無しで観たけど、かなり秀逸な作品だった。後で調べて名作だった事を知り納得。

タイトル通り、戦場に橋を架ける話なんだけど、大日本帝国軍の捕虜になった連合軍の兵士が働かされるというのが特徴。

上層部に命令された納期までに完成させる事しか頭に無く、高圧的に命令するだけの斉藤大佐と、法の遵守を信条とし、強い信念で兵士の尊敬を集めるニコルソン大佐が対照的に描かれている。

ニコルソン大佐の言葉は含蓄に富んでいて、無能な管理職には是非観てもらいたいと思ったけど、たぶん観ても何も学ばないんだろうな。

向こうで作った映画なので、向こうの大佐が優秀に描かれているのは、歯痒さはありつつも仕方ないなと思う。

まぁそんなニコルソン大佐ですら最後は意外だったけど。目的と手段を取り違えるとまずい事になる。

個人的にはシアーズの「人間らしく生きるのが1番」という言葉が最も共感できた。
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