星降る夜にあの場所で

戦場にかける橋の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

戦場にかける橋(1957年製作の映画)
3.9
クリスマスの昼、真向かいの爺さんに観たいとせがまれTSUTAYAへ。
戦争映画を二度観たのは初めてかも…

日英米の陣地取り合戦を題材にした悪趣味な御伽噺としてはかなりの良作♪
ただ、第二次世界大戦下タイとビルマを軍事鉄道で結ぶためにクウェー河に橋をかけた時の史実に基づいた戦争映画という感覚で観ると粗見えまくりの迷作(笑)

好意的な解釈しとて書くなら、捕虜に対する日本兵の残虐な行為を目の当たりにした英軍の大佐が、自国のプライド(自身のプライドへと変わっていく)を優先してしまう。
本来なら現状、英国民である前に連合国の英軍人指揮官でなければならなかったわけです。
また観ている私たちもが大佐の思いに洗脳され応援してしまう始末(笑)
それがあの緊迫感半端ないラスト数分の伝説シーンを盛り上げる要因となるのです☆彡

~追記~
皆さんは、あのマーチの口笛を実際に吹いてみたことがありますか?
私は一番高い音のキーが高すぎて、その音だけが出せません( ̄。 ̄;)

youtube.com/watch?v=JBe2jgt8nnM