♪サル♪ゴリラ♪チンパンジー♪のテーマ曲で有名な映画。
第二次大戦当時、日本軍の捕虜になったイギリス軍中佐は日本軍の所長を相手に一歩も譲らず、捕虜としての尊厳を訴える。所長との根競べを経て中佐達は自分達の軍人の誇りとして日本軍の橋の建設に全力を注ぐ。日本軍と対等な関係で橋を築きあげるが、そこに脱走兵に案内されたコマンドー部隊が橋の爆破に来て。。。
この映画は何とも不思議だ。誰の考えにも不思議に共感できる。人間としての尊厳を持って敵軍の橋を精一杯作り上げるイギリス軍中佐。その橋を爆破しようとする米軍兵士。日本軍の所長も嫌いになれない。
でもラストにここが戦場だという現実が全てを混乱に陥れる。この結末が示すのは戦争の愚かさか、それとも。。。
♪サル♪ゴリラ♪チンパンジー♪ 人間は本当に愚かな生き物だ。