2回目。
見たのが昔すぎて物語のニュアンスをほとんど覚えていなかった…
引っ越しで距離ができた二人の中学生の恋愛からの、時の経過とそれによる心の変遷を描いた作品。
結構人生全般を描いた話だったんだね。
まず、小中学生の段階で、あんなに確固たる恋愛感情って持てるもんかね?ってのはすごい思った。
自分がその頃なんてほんとちゃらんぽらんだったけどなー
でもちゃんとわかってる人はわかってたんだろう。
手紙のやり取りってのが、あー手紙かーってなった。
ただ会いに行くだけなのにあんなに切ないとはね。
久しぶりの再会のときの心の動きは、うわーーってなった笑
このときのこの思いは絶対本当って思っても、それは必ずしも、っていう話って皆あると思うけど、この映画は特にえげつない笑
主人公のことを想う別の女性も当然のごとく出てきて、この人の気持ちもぐわーーって来る…
当然ヒロインの方も人生は進んでいく。
物理的距離や心の距離って感覚がことごとく強く出てくる感じだよね。
そこに新海さんが大好きな宇宙の概念がリンクする。
鬱エンドってよく言われてるラストだけど、最初見たときは確かに悲しくなった気もするけど、でもよく考えたらそんなに哀しくもないよね?
お互いがお互いのことちゃんと考えてるってこともちゃんと見せてくれてるし、むしろ美談な方だよね?
これで片方がまるっきしって感じだとズーンだけど…笑
しかし主人公が、男の中でもトップクラスに情けねえな笑
トップクラスに詩人だし茶目っ気がないし。
まあそこが良さなのかな。