今さらながら初見。
明治維新後、最後のサムライの姿を描く作品。
日本の武士道を知らしめる素晴らしい作品であった。たまにある日本を勘違いさせるような作品では決してない。
刀を扱うアクションシーンは素晴らしい。
「ダンス・ウィズ・ウルブス」や「ラスト・オブ・モヒカン」を思い出す。
西部開拓で先住民との戦いに大きなシコリを持っているからこそ辿り着いた境地なのかもしれない。
Wikipediaにも記載してあった。
途中から西南戦争に似ていると思った。
撮影の地はニュージーランドらしい。美しい自然が素晴らしい。かつての日本の姿を表したいために選択された場所だと思うが、現在の日本に当時を表す場所がないことが残念だ。
長男役が当時13才の池松壮亮に驚き。