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ラスト サムライのKのレビュー・感想・評価

ラスト サムライ(2003年製作の映画)
3.4
「5万回斬られた男」こと福本清三さんの登場に最もロマンを感じた。トムクルーズが出演シーンをかなりカットさせたと噂の真田広之さんはやはり迫力がある。甲冑のデザインが格好いい。子役時代の池松壮亮さんもさすがの存在感。日本へのリスペクトを感じる部分と違和感が混在。特に小雪さん演じる“たか”と、明治天皇の描写がそれ。この作品から世界進出した渡辺謙さんは納得の演技力。終盤は映画ならではの迫力があり、劇場で見たらもっとすごかっただろうと感じた。人間はやはり武器を持つべきではなかった。くどさもあるけれど見応えある一本。
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