みねち

バットマン ビギンズのみねちのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
4.2
終始ダークで雰囲気が重たい。
ヒーローの活躍が華々しく描かれるわけでなく、主人公と様々な敵(自分自身だったり悪党だったりラスボスだったり)が闘う姿がずっしりと描かれている。
それでいてちゃんと初見でストーリー分かるようにできてるんだからすごい!

トラウマを抱えて、自分の中の恐怖に打ち勝つために鍛えて、アザだらけになりながら闘うブルースの人間臭いこと。
ヒーローがアザ作ってる姿なんて初めて見た。

"人はなぜ落ちるのか?""そこから這い上がるためだ"
"正義と復讐は違う"
"人の本性は、行動で決まるものだ"

何度もどん底から這い上がる強さ、復讐心を抑えて正義のためだけに戦うという葛藤、本当の自分を影に追いやる哀しさ…
そんな強さをもったバットマン、これからどうなるのか楽しみだ…!😳


生まれながらにしてのヒーロー、超人、神様のmarvelヒーローとは違った魅力があった🦇

そしてやっぱりノーラン監督×ハンスジマーの組み合わせは最高
みねち

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