烏丸ルナ

バットマン ビギンズの烏丸ルナのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
4.5
「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」を楽しむには不可欠な映画。
作り込まれた脚本にスルー出来ない台詞の数々。
アクション性よりドラマ性重視の作品なので評価が割れるのは仕方ないかと。

バットマンって寡黙だしヴィランの方が派手だから映画化されると一見脇役のようになってしまいがちなのですが、ビギンズの冒頭30~40分がダークナイト・トリコロジーの基盤を緻密に造り上げてくれています。
苦悩し、葛藤しながらも「正義」を渇望し没頭するバットマン。
DC随一のダークヒーローをより深く魅せてくれる一作です。
烏丸ルナ

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