「ダークナイト」→「バットマンビギンズ」の順で鑑賞しました。前者は弱みを一切見せない演出でしたが、この作品ではそこまでの挫折が描かれています。執事のアルフレッドと開発者のフォックスがまだ呆れずに、全面的に協力をしてくれているところも違うところでしょうか。笑
ブルースがどうやって鍛錬を繰り返し、とうブランディングをし、シンボルとなるべくバットマンになったのかのストーリー。
ノーラン監督らしさ全開の渋くてかっこいい演出が満載の作品です。前半の舞台はゴッサムシティではないのですが、木造の城みたいな建物・雪・山・柔術・サムライ・忍者など、他の作品にも共通するテーマが盛りだくさん。後半のゴッサムシティのセットとか車とか、爆破もすべてかっこよすぎます。
悪役のキリアン・マーフィーもすごく魅力的ですね。すこし挙動不振な感じとか含め、同じ人間とは思えない独特の雰囲気で、とても好きになりました。レイチェル役はダークナイトとは別の女優なので戸惑います。
ノーラン監督の作品はどれも完成度がとても高く、これからもできる限りすべて観たいなと思います。
