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自由の幻想のいのレビュー・感想・評価

自由の幻想(1974年製作の映画)
4.2
今までの映画とは一味も二味も違く、面白かった。

食卓に便器、死刑と宣告されるが釈放され英雄扱い、裸にハイヒールでピアノを弾く女、等々。。

正に”シュール”な映像が続く。

当たり前とされている人間の慣習を皮肉り、当たり前とはなんなのかを問いかけてくる。

皆、自由自由と口にはするけれど結局はその当たり前に縛られてるんだなと。

ほんとに自由であればそこに違和感を覚えたり可笑しさを感じることだって無いわけだし。まさに自由の'幻想'ってことか。

ストーリーも個人的には好きだが、派手な展開や物語性を求める方は不向きかと。

タイトル、そして冒頭とラストの「自由、くたばれ」のセリフが響くブニュエルの名作。
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