らんでぃ

オーメンのらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

オーメン(1976年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

6月6日に生まれた孤児ダミアンが5歳になった時に、周囲で謎の死が頻発するようになる話。
古典ホラー。派手なストーリーではないんだけどジリジリと真相に近付いていくミステリーチックな展開にかなり引き込まれた。音楽を含めて全体の雰囲気が秀逸。飛び降り首吊り、串刺し神父、救急車ダイブ、首切り記者、全てに美学を感じる。特に首切りシーンはよかった。トラックにただ潰されるだけかと思ったのに…。数台のカメラを使ったアングルも完璧。何度も見たいものでもないけど何度も見返したくなる名シーンだね。ダミアンが直接手をくだすという描写がないので、父親と同じく最後まで疑心暗鬼の目線で見られる作りになっているのがまた面白い。ダミアン自身もまだ悪魔としての自覚はないのかな。なのにあの最後の笑顔よ。これから目覚めていくのだろうか…。これは続編も気になるなー。名作と言われるのも納得!
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