怒髪猫なんじゃった

サイダーハウス・ルールの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.8
テーマは重いが、観終わった後に残るこの爽やかな気持ちは何だろう?・・そんなとても好い🎬です。


孤児院で育った青年が、まだ見ぬ外の世界を夢見て羽ばたき、悩みながらも成長していく物語です。

原作・脚本は、米国現代文学の巨匠ジョン・アーヴィングです。


孤児院の院長であり医師役のマイケル・ケインが好いなぁと思ったら、この作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞してたんですね(納得です)


孤児院での堕胎手術の手伝い、まだ幼い孤児たちとの触れ合いを通して真っ直ぐに育っていく主人公・・

外の世界では、初めて海を見て感動したり、リンゴ農園での新生活、農園季節労働者たちとの触れ合い、戦地にいるリンゴ農家の息子の彼女との初恋などを経験して成長していく主人公・・


いろいろな重い現実が主人公の周りで起きますが、辛さ、切なさを乗り越えて・・
映画のラストシーンでは感動に包まれる自分が居ました。