のす

月は上りぬののすのレビュー・感想・評価

月は上りぬ(1955年製作の映画)
3.8
あの電報は何だかロマンティックだなぁと思った。今やっても分かる人が果たしているのだろうか?障子に穴が開くシーンが気になる。奈良の雰囲気良いなぁ。そこで描かれる姉妹の関係性が美しい。でっかい犬とブランコが印象的。女中を若干雑に扱う天真爛漫な三女の北原三枝が色々なことを巻き起こしてて可愛い。恋愛って人の事に関しては言えるけど自分のことについてはどうしても臆病になってしまう。個人的に可愛がってやる宣言は微妙。ラストは小津映画っぽい終わり方。「月は上りぬ」というタイトルも好き。
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