それこそ小津とかもやっているけど、各部屋、別の空間の区別が面白い。勿論、前景/後景のような区別と、深い奥行きとか視覚的に面白いショットから、電話かける練習するシーンのあたりが特に良かった。電話相手を…
>>続きを読む<邦画強化月間#11>
可愛らしい秀作。
ちょっと家父長制的な匂いがきついが、物語の時代にあっているので仕方がない。時代遅れしている感じは否めないが。
田中絹代が監督していることで、それがいいか悪…
なんて可愛らしい映画ですこと。
お月見のシーンの遠ざかる2人の足元のカットで恥ずかしながら胸がキューッとなりました。
・離れみたいになっている和室が舞台装置として面白かった。
・月光が差した廊下…
小津安二郎と田中絹代の良き時代の世界観がユーモア溢れる描き方で魅力的だった。
まさか田中絹代がよねや役とは!そこのユーモア性もすごく良かった。
舞台が奈良だったり、秋の情景や、月見、電報が万葉集か…
小津安二郎のテキストを女性版に読み替えた。田中絹代が監督二作目にして独自の作家性を掴んだ。何ともキュートで可愛らしい作品。
この作品は当初、小津が三女役を高峰秀子で撮る予定だったが叶わず立ち消えに…
「浅井茂吉」表札へのクローズアップ。ペットの犬がやけにでかい。簡単に自転車を引きずって逃走してしまいそう。安井昌ニと三島耕が寝転ぶ斜面になぜか倒れ込む北原三枝のアップ。縦横斜めに位置するカメラ。18…
>>続きを読む人のことは言えるのに、自分のことは言えない。
月明かりの下、柔らかく映し出される奥ゆかしい恋の数々。
女優・田中絹代が監督を務めたとあってどんなものか興味津々だったのだけれど、素敵なタイトルのイメー…
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