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月は上りぬのhummingbirdのレビュー・感想・評価

月は上りぬ(1955年製作の映画)
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設定がよく分からず戸惑ったけど、お話が見えてくると楽しく見られた。

北原三枝は、小津の作品によく出てくるタイプの登場人物だと思うけど、その人が主人公になるエピソードがあるのが変化球。田中絹代の演技に笑った。

家と寺のセット?が見事で、鼓をたたいたり、万葉集が出てきたりと風流な暮らしなのも印象に残る。

北原三枝がお寺に習字の手本を取りに行ったら…の場面がすごく映画的でテンションが上がった。

「俳優が監督するとき」@シネマヴェーラ渋谷
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