景気の良いミュージカルシーン、迫力のバトルシーン、胸キュンのロマンスシーン、全部乗せの贅沢な一本。
長尺ゆえ最初はややとっつきにくさを抱いていたが、ご機嫌に楽しめるエンタメ作品だった。
ランガ、可愛い〜〜
いがみ合ってたムトゥとランガがだんだん(というかあることを境に電撃で)仲良くなっていくのが微笑ましい。
スターなムトゥにメロメロになる気持ち、わかるよ。
お屋敷での手紙リレーのくだりは、あまりにもわちゃわちゃで笑ってしまった。
コメディからシリアスへのメリハリも効いている。
ラージャとムトゥのすれ違いが切ない。
そして思っていた以上に入り組んだストーリーであったことが後半明かされてから、さらに展開が熱くなる。そういえばタイトル……
ここからハッピーエンドになることなんてあるんだ、とびっくりしてしまった。
オープニング曲がエンディング曲になったのも大好き。
「一体何が起きたんです?」
「わからないほうがいい」