邦題からして、『モーターサイクル・ダイアリー』のパロディ映画なのかしらと思いきや全然違った。
簡単に言うと母親の言われるがままに生きてきた少女がローラーダービーという競技にのめり込んでいく物語。
田舎町に住み小さい頃からずっと厳しい母親のもと育ってきたブリスにとって、初めて自分の意思で熱中できるものに出会えて、彼女の見る世界が広がっていく様が素敵だった。
背伸びして自分の年齢を逆サバ読んじゃったり、世代もバックボーンもバラバラの人たちと対等にぶつかりあったり、本気の恋愛をしてドキドキしたり傷付いたり…
大人の世界に入ってたくましく成長していく姿を見れるのがよかったな。
母親目線で楽しめた。