さこう

SPACE BATTLESHIP ヤマトのさこうのレビュー・感想・評価

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)
3.0
日々我人間3読んで玉吉さんが(コロナ禍の)こんな時でないと絶対観ないという理由でキムタクYAMATOをレンタルしてた。あぁ、まぁなるほどなと思った。

松本先生が銀河鉄道に乗っていった今、ぼくもこんな時でないと観ないと思ってYAMATOを観た。

一般的には超駄作と言われている本作、結論から述べるとぼくの評価は60点。つまり悪くない。

嘘だろと思うだろう。このレビューを読んだ後同じことを言えるだろうか。

まず前提として漫画アニメ小説など原作付実写映画は最高点が70だと認識しなければならない。なぜか?ヤマトを例に説明すると、1977年に全26話で制作されたこのアニメは企画時は倍の52話で話が進んでいた。それが様々な理由で26話となった。まぁんなことはwikiに書いてるわと言えるかも知れない。

では「様々な理由で全8話でまとめてください」と言われたらお前は次のセリフはこうだ!

「そんなので名作できるわけねぇだろ!」と言う!

ファン「そんなので名作できるわけねぇだろ!」(ハッ!)

「そんなわけで映画ですけど基本的にダイジェスト版にしましょうどうせ批判ばかりなんで。ガミラス星人とのアツいやりとりは省きましょう、仕方ないっす。ドカーンとワープして着いちゃいましょう目的地。できたら沖田艦長とのやりとりも無しでいきたいですが古代が人間的に成長する要素は必要なんでここは入れましょう。主演がキムタクなので物語にアジャストするには傍若無人にせんとキムタクファンが喜ばないでしょう‥」

てな感じで作られたならファンならこれで納得しなければ。

ネトフリくらい潤沢な制作費があればいいのだろうけどそこは日本。制作費20億、興行収入41億なんてたいしたもんじゃないですか?

柳葉敏郎も西田敏行もこれ以上なくイメージぴったりやったじゃないですか?

いきなり「俺はお前のこと弟だと思っていたぞ」て言い出したくらい、途中20話くらいあったんだと思って許してあげてはどうですか?

私からは以上です。
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