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晩春のshortのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
3.2
じつは、小津安二郎作品を初めて見ました。
見たことないし、WOWOWでやるし、ひとつくらい見ておくかな、という感じで。。
私の祖父が笠智衆に似ていた。関係ないけど。。。

戦後の日本のあれやこれやが新鮮に映る。
風景も、言葉遣いもだし。
なにより、紀子が27というのと、父親が56ってのにのけぞった。
今現代と見た目も中身も年齢感覚が違いすぎ。笠智衆おじいちゃん味が。。
( ̄▽ ̄;)
そんで「もう人生は残りが短い」とか言うやん。当時は平均寿命いくつだったのかな。


いろいろ面白いところもあったけど。。











個人的には紀子のファザコンぶりに引いてしまうよ。
それともこんな娘がこんなことを言うのが、この時代の(もしや今も)「父親」の願いやったんかい!
申し訳ないけどそこのところ、キモくて無理だった。

あと、お嫁に「やる」「もらう」って感覚、これが普通だった。
それが当たり前の時代やったんやね。
私もそんな時代のバイアスかかりまくりなので、見直すのタイヘンです。
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