ねこ吉

晩春のねこ吉のレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
3.8
白黒の画面の中に、瑞々しい家族のやりとりが込められて、終始暖かい気持ちになりました。
「なんだか不潔だわ」なんて、今じゃ中々出てこない言葉遣いですよね。美しい言葉で紡がれる、子供っぽい紀子の振る舞い、ちょっと顎を下げてじっと見つめる様子は、今でも何だかキュンとします。

もう一度、ゆっくり見たい映画。
ねこ吉

ねこ吉