さおちゃ

ザ・フライのさおちゃのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フライ(1986年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりに3~4度目の鑑賞
この時代にここまでの映像作るために美術スタッフさんがめちゃくちゃ頑張ったのがわかる作品

酔った勢いで早まって行った人体実験の結果、次々に起こる主人公セスの身体の異変。CGじゃないからこそのグロテスクさが良い。

お気に入りのシーンはセスから逃げようとヒロインが抵抗した時に掴んだセスの顎が崩れ落ちて床でビチビチしてるシーン!めちゃ気持ち悪くてテンションあがる!ここから畳み掛けるようにセスの身体が崩れて変化するシーンが最高( •̀ω•́ )✧


ラストは切なくて数年前に酔っ払って鑑賞した時はクッション抱いて号泣した。笑

今までと今回の鑑賞とで新たに感じたものは、自分の恋人がセスのようになった時にずっと愛し続けられるか抱きしめられるか…自分には無理かもしれないって事。ホラー映画と言うよりは悲恋物語かも。

マイナス点はヒロインがそこまで愛し続けられるセスの魅力がわからない。その逆も然り。最後ヒーローぽかったヒロインの元カレが下品すぎて無理。キャラクターそれぞれの魅力がそこまで感じられなかった点。

だが、この短い尺でそれら全て描くのは難しいしテンポよくサクッと観れるのでOK!大好きな映画です♪