当時、試写会と上映2回、原作も2回読んだ。見てから原作読むのがおすすめな感じで、逆だとがっかりする印象。
古き悪しき新宿の中国人抗争に巻き込まれる男女の騙し合うハードボイルド、ハープのサウンドトラックがよく似合う、内容はうっすいけど、今どきでいうエモい作品。
90年代、プレノンアッシュが仕掛けた王家衛の香港映画がブームになって、一躍男前さとマルチリンガルで大人気となった金城武。
ずっと見直したいと思ってたけど、やっとアベマで出てるの知って見てみた。
冒頭の金城を追うタイトルバックの長回しも当時話題になって、ここが見たかったんよね。いかにも香港映画風に李志毅、王菲も挿入歌に使われてたとは。
こちらはハードボイルドなんで、スワロウテイルとは毛色が違うけど、この2作は日本映画の中では画期的な作品だと思う。
椎名桔平はやばいし、にしても、当時の山本未来が超可愛い。
