manami

不夜城 SLEEPLESS TOWNのmanamiのレビュー・感想・評価

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)
3.7
原作を初めて読んだのは小学5、6年生の時、裏社会の上海マフィアの話ですが実家の本棚にあったので(阿刀田高とかも読んでた)。日本語と中国語を流暢に話す金城武、、顔も声も良いです。タイヤを蹴ると落ちてくるキー、路上でのキスシーン、暴力、ネオンの看板、化粧の濃い女たち、はらりと解いた髪、中華料理屋のターンテーブル、白い吐息。全てのキスシーンがそれぞれすごく良かった、こんなにもいろんな表情ができるのか金城武、、スワロウテイルの美術監督を務めた種田陽平がこの不夜城の美術を手掛けていて、ウォン・カーウァイプロデュースの写真集にも参加していたとか、、とにかくわたしの好きな世界観を作り上げていて尊いです。撮影監督は歌舞伎町のセンター街を日本の九龍城と呼んだらしい。city of darknessはずっと欲しい写真集で、今はなき九龍城砦に想いを馳せ続けている、、フェイ・ウォンに金城武にサウンドトラックがまるでウォン・カーウァイの恋する惑星!でした
manami

manami