こんにちは

(本)噂のストリッパーのこんにちはのネタバレレビュー・内容・結末

(本)噂のストリッパー(1982年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2025年 12本目

初の日本のポルノ映画だったし、ストリップの仕組みもイマイチ分かんない状態だったから単純に発見や初めて知ることが多くてめっちゃ楽しかった。 マジでどこでもタバコ吸うんだ。

ストリップをただただ体を売る仕事と解釈するのはあんまり正しくないように思えた。確かに稼ぐためにはリスクを背負ってひたすら売るしかないが、パフォーマーとしての一面もあるし自己プロデュースみたいなものもするからとても難しそうだと感じた。その上で見に行ってみたいと思った。

そもそもあまりストーリー性には期待していなかったから特に落ち込むこともなかった。
ただそれでも好きな人の名前を借りたり、最後可愛くなるために売り方を変えたグロリアと対峙して相手にされないのはどこまでも変わらない関係の残酷さも正しさも、一抹の寂しさもあって良かった。

カメラワークも凄かった。昔らしさが存分に出ていた。 光も。 例えも。 グロリア様から始まる手紙に対して、松田聖子様じゃないんだから!というツッコミは今じゃ出ない。 すごい。

色んなバフがかかった評価ではあるけど、俺が見た意味が出ていいんじゃないかと正当化してみる。 見て良かった。 色んなポルノ映画を見ていきたい。 大昔に見た「ドバットマン」とこの映画が同じジャンルに当たるのは少し腑に落ちない。
こんにちは

こんにちは