まみこwith餅さま

ランボーのまみこwith餅さまのレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
1.5
もう戦争モノは観たくないと思っていたのに、つい魔がさして有名作を視聴してしまいました💦

案の定というか、想像以上に救いのない、あとあじの悪さ。観れば観るほどストレスが増大、気分はどーんと重くなりました。ここまでカタルシスのない作品だったとは!

アメリカのために戦い
アメリカに非難され
アメリカに迫害される

どこにも正義がない!

達成感も…謝罪も…慰めも…

あるのは身勝手な保身と攻撃だけ…

せめて映画の中で、保安官以下の暴行や不当行為をもっと言及し、ピシャリと非道を諫める場面が欲しかった!

ランボー自身も無口だし…

大佐も思わせぶりに止めるだけだし…

警官側も二人ほどチラッと言ったけど、ほとんど効いてなかったし…

保安官の、俺が法律だ的、先制攻撃は無駄に被害を拡大させ、反省のカケラもない。
関係者は皆、狩猟感覚で追い込み、無抵抗の降伏者に発砲、とにかく撃ちたがり、殺したがる! ほとんど戦場、無法状態。

私にとっては、ひたすら暗い陰惨な映画でした…💦