これは何百回観てきただろうか。
本作を初めて観たのは5歳か6歳くらいの頃。
当時から今にかけて夢中になっているアクションスターといえばシュワ、ジャッキー、そしてこのスタローンでした。
シュワはターミネーターなので無敵、ジャッキーは超人的スタントとカンフーで無敵。
ただこのスタローン演じるランボーはちょっと違いました。
この男の戦いのモチベーションになったのは怒り!
やり場のない怒りが沸々と静かに煮えたぎってついに爆発してからの大殺戮!(本作では人は殺していませんが)
この怒りという部分にわかりやすくシンパシーを感じたのかもしれません。
それ故のどこか生々しさがあるというか、ひときわ生に対する執着が強くて、ギラギラしていてかなり特異なキャラクターにも感じられたのが印象的でした。
そして最後の最後まで地団駄を踏み、ついには泣きじゃくるランボー。
悲しすぎる!!
ランボーのサバイバル戦術は後年のアクション映画に大きな影響を与えたはずだし、そもそも最高に完成度の高いアクション映画なのにわかりやすいカタルシスがないというのもまた本作の特徴だと思います。
映画史上最も悲劇的なヒーローの一作目にして、不朽の名作です!
これからこれをあと何百回観れるだろうか。
いけるとこまでいきたい!
オススメです!!