うり

ブタがいた教室のうりのネタバレレビュー・内容・結末

ブタがいた教室(2008年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもたちのPちゃんに向ける表情や言葉に、胸と目頭が熱くなりました。
大人と言われる年代になった今でこそ、命についてや、食べるということに、自分なりの答えを持っているから、この映画を観ながらも、その答えは自分の中で繰り返していたし、結末もきっとそうだろうと、それが正しい結果だろうと思って観ていたけれど、実際、小学生でこういった問題と向き合うというのは、彼ら自身にしてみれば、本当に難しい問題だと思う。
自分が実際小学生の頃あの場にいて、考えろと言われても、今の自分とは違う考えがあったかもしれない。
そうやって自分の小学生時代と重ねて観ていると、この小学生達はよく考え、よく向き合い、本当によく頑張ったんだな。
きっとこの生徒達にとって絶対に忘れることのない時間になったと思うし、そんな時間を子ども達に与えた先生はすごく立派な人だと思う。
大人にも子どもにも、この話はたくさんの人に知ってもらいたいです。
うり

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