祐

ベニスに死すの祐のレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
3.5
作曲家の静養先で美しい青年を見つけ 彼から目が離せなくなる哀愁ドラマ


トーマス・マンの同名小説を映画化
出演のビョルン・アンドレセン見たさに再鑑賞

『地獄に落ちた勇者ども』
『ルートヴィヒ』
『ベニスに死す』のドイツ三部作の1作品

1911年作曲家のアッシェン バッハは休養の為ベニスを訪れる
そこで彼はタジオという美しい青年の美貌に強く引き付けられる
彼はそれ以降 その美少年を求め ベニスを彷徨いはじめるが ちょうどその頃コレラが蔓延し始める

君は純粋な存在じゃない純粋とは痛々しい老いの対局にあるこの世の中で老いほど醜いものはない
祐