メラン28号

ベニスに死すのメラン28号のレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
3.7
モブおじさんが、憧れた存在を遠くから見守り続ける映画でした。
ビョルン・アンドレセンがいてこそ、この映画に深みが加わっているようにも感じます。こんなに美しい少年が、かつて存在していたのか。
ベニスに漂う不穏な疫病の影、そして老いた醜い主人公。そのすべてがタジオという少年の美しさを際立たせている。
とても奇妙な映画でした。
メラン28号

メラン28号