これぞ、エバーグリーンでいつまでも色褪せない青春映画の金字塔。
あえて異なる角度から感想を言ってみると、
隠し味程度かもしれないが、挿入曲として使われている50年代後半のロックンロールの曲群が個人的にはツボだった。
ストーリーはもう申し分ない。親子なら琴線に触れる要素がたくさんある。
誰しも親と子供は人生のターニングポイントで対立するものなのではないだろうか。
時には生きてきた時代の違いやそれによる人生観の違いによって、傷つけあってしまうかもれない。
でも本当は心の底では認めていて、お互い尊敬しているし、人一倍心配もしている。が、不器用さ故にうまく伝わらない。
そんなもどかしさと優しさと愛が垣間見れる素敵な映画だった。