マツモトタクシー

遠い空の向こうにのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
4.4
フォロワーさんのレビューを拝見してずっとクリップしていた作品🖇️
TSUTAYA TVにあったので観賞📺


1957年10月4日ソビエト連邦は人工衛星スプートニクの打ち上げに成功したと報じた🛰️

技術力を争っていたアメリカには衝撃が走る🇺🇸
ウェスト・バージニア州の炭鉱の田舎町コールウッドでも人工衛星を一目見ようと人々が集まっていた
その中には主人公ホーマー少年もおり自作ロケットを飛ばしたいという強い気持ちを抱く🚀

同級生のロイ、オデル、クエンティンを誘い同好会ロケット・ボーイズを結成
自作ロケットの制作を始める

ホーマーの父親ジョンは厳格で頑固者、炭鉱の仕事に誇りを持っている
夢見るホーマーを疎ましく感じロケット制作を諦めさせようとする
しかし学校のライリー先生や色々な人達の支援を受けて失敗を重ねながらも飛距離を延ばしていく

ある時、山火事が起こりそれが落下したロケットによるものだとしてホーマー達は逮捕されてしまう。。







以下ネタバレ



後にNASAの技術員になったホーマー・ヒッカム・Jr.の回顧録の映画化 脚本にも参加

仲間達とのロケット制作を通しての友情と父との激しい確執と和解を描くヒューマン・ドラマ


自身もこの映画のように高圧的な父親と反りが合わず無口な人で共通の話題といえばジャイアンツのことだけ⚾
亡くなってかなり経つけど今オヤジの年代になって言いたかったことも少しは分かるようになった気がする


お父さんも炭鉱マンとして立派だったけど炭鉱に就職しかない町で夢を叶えたのはホントに立派
夢中になれるものを見付ける大切さを知れた映画でした☺️ラストは泣ける💧
エヴンゲリヨンにも通じる父と息子の物語