たけp

遠い空の向こうにのたけpのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
3.5
「高校生4人組がロケットをつくる話」
これだけで映画を作るのはけっこう難しそう
実話ベースだから大きな脚色もできないし

オタク少年クエンティン・ウィルソン(クリス・オーウェン)がハマり役すぎ
でもいきなり友達になっちゃうからクエンティンのキャラが伝わらなかった

見てて嫌な点は主人公ホーマー・ヒッカム(ジェイク・ギレンホール)が炭鉱の仕事を馬鹿にしすぎな件
炭鉱の仕事がなくなりつつ描写はあるけど馬鹿にする仕事じゃないだろ
後半の展開へのフリなんだろうが

父親ジョン・ヒッカム(クリス・クーパー)は頑固親父ぽく見えるが当時の炭鉱夫としては普通なのかなと思う
ロイ・リー・クック(ウィリアム・リー・スコット)が義父に殴られてるのを見たときにすぐに止めに入るシーンで彼の人柄を表してる

見終わったあとに「いい話だな」となるのは確かだけど、それだけであまり残るものはなかった

【教訓】
スプートニク1号打ち上げのニュースを見て何も感じない人もいれば主人公みたいに人生を変えてしまう人もいる
人生を変えるきっかけはどこに落ちてるかわからない
たけp

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