観終わった後の、胸に広がるじんわりとした感動と充実感。
これこそが映画だよ〜と思ってしまいたくなる、そんな素敵な映画。
夢なんていう言葉で括ってしまうと、途方もなく遠いたどり着けない場所のように思えてしまうけど、彼にとってのロケットは、夢ではなく、誰かにとって走るのが楽しいのと同じくらいの身近な存在だったのだろうなと思う。
何かを夢中になって追いかけるわくわく感と、父親の不器用な愛に泣ける素敵な映画。
炭鉱と息子と父親、だけみると、大好きな映画『リトルダンサー』と共通項を見出せるから、きっとこういうのがわたしの好きな映画なんだろうなあ。