鍋山和弥

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ナルニア』とは?それは、子供のための、ファンタジー世界かもしれない。だから、成長してしまった、『ピーター』と『スーザン』は、『ナルニア』に、戻って来れないってなるのかも。この作品では、『ナルニア』は、『テルマール人の海賊』に、滅ぼされた後として、描かれている。このことの意味は?やはり、『ナルニア』は、子供のための、夢の世界で、『テルマール人の海賊』は、汚い大人達を、意味してるのかもしれない。つまり、この作品の世界で、描かれているのは、汚い大人達に、荒らされてしまった、子供達の世界を、意味してるような、気がする。だから、夢が失くなり、動物も、野生動物みたいになり、木々も、踊らない、現実世界と、変わらなくなってしまった。つまり、子供達の夢が、失われてしまった。この戦いは、子供の、ファンタジー世界の、軍隊の、『ナルニア』と、現実世界の、大人の軍隊の『テルマール人』の、戦いのような、気がする。でも、ここは、『ナルニア』。子供の世界の、フィールドなのだ。『テルマール人』からすると、アウェイなのだ。こんな子供の世界。汚い大人に、支配されない世界。失われて、いいはずがない。子供達に、夢と希望を。『ナルニアのために!アスランのために!!』
鍋山和弥

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