鍋山和弥さんの映画レビュー・感想・評価

鍋山和弥

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丹下左膳 濡れ燕一刀流(1961年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

藩内の、権力争いに、巻き込まれた、『丹下左膳』と言った所。藩も、所詮、組織。やはり、出世は、人情じゃできない。出世には、汚い頭脳と、金がいる。だから、出世など下らない。『おみつ』の、目を治すために、奔>>続きを読む

丹下左膳 妖刀濡れ燕(1960年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『丹下左膳』は、今作品では、自分の支えてた『相馬藩』に、裏切られ、右手と右目を、失ったらしい。そりゃあ、怨むわぁ~・・・・(それだけじゃなかったが、説明省く)。だから、藩のためより、長屋の住人との絆を>>続きを読む

丹下左膳 怒涛篇(1959年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今作品は、徳川幕府転覆を狙う、『豊家』の残党の、軍資金集めと、それを防ごうとする、『大岡越前』率いる、奉行所の、攻防が中心。『丹下左膳』は、100両払う方に、100万両の、在りかを示す香炉を、渡す立場>>続きを読む

丹下左膳(1958年製作の映画)

5.0

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この作品は、結構シンプル。荒くれ者の、『丹下左膳』と、暴れ者の殿、『柳生源三郎』の、似た者同士の友情。これが、この作品の魅力。やはり、似た者同士だから、分かり合えるってありますね。壺には、100万両の>>続きを読む

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

5.0

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日本って、夢も追えず、自由が、あまり無く、お勉強ばっかりって感じな所あるよね?この作品内の、加害者、『サオリ』の兄は、確かに、幼い小学生姉妹を、殺害しました。理由は、分かりません。でも、父親の、お受験>>続きを読む

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

キリスト教の、名を語る、狂った侵略。聖地、エルサレムを、奪還と言いながら、やってることは、富と領土が、欲しいだけの侵略。そんな中の、『バリアン』などの、登場人物達の人柄は、ホントに、尊敬に値する。信仰>>続きを読む

SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)

5.0

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中国の武術の精神は、日本の武士道精神に、通じる所がある。1対1の、フェアな戦い。復讐の連鎖を、無くすため、自ら報復を、禁じるのが、中国の武術家の精神であるらしい。そこは、違う。武士道では、仇討ち。どち>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

5.0

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ヒロインの、『ハリ』は、父親から、虐待を、受けていた。父親は、母と、おばあちゃんを、殺した殺人者だった。『ハリ』にとって、学校のイジメよりも、このお父さんの方が、怖かったはず。この父親を見ると、『ハリ>>続きを読む

ローグ アサシン(2007年製作の映画)

5.0

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犯罪者と、癒着が、あった、『クロフォード』。癒着が、無かった『トム』。この差が、悲劇を生んだという設定。癒着が、無ければ、いつまでも、いい相棒で、いられたのだろうが、まあ、癒着と言っても、犯罪者を、捕>>続きを読む

ロミオ・マスト・ダイ(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

黒人マフィアと、チャイニーズマフィアの、対立してる構図だが、中身は、両方の、内部抗争。そう、内部抗争。これがあるから、組織は、分からない。内部抗争、権力争い、仲間の裏切り。組織同士の抗争よりも、この内>>続きを読む

キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やはり、警察であろうと、組織は、信用できない。それに、娼婦であることが、人柄を、表してるとも思えない。やはり、人は、話してみないと、どういう人か、分からない。この作品内の、ヒロインであり、娼婦である、>>続きを読む

ブラック・ダイヤモンド(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黒いダイヤモンドが、小型の、合成プロトニウムと言う設定。それにしても、これを欲しがる、武器商人達。君達みたいな、人が居るから、世界から、戦争は、無くならないんだよ。あの、黒いダイヤモンド1つで、原爆以>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

4.0

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特ダネだ!スクープだ!と食い付く、マスコミの怖さ。投稿で、勝手に騒ぐ、SNSの怖さ。テレビや、ネットの情報を、鵜呑みにする、世論の怖さ。そんな怖さの詰まった、作品だと思います。でも、救いなのは、アンと>>続きを読む

ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ダニー』の母親は、優秀な、ピアニストで、ピアノ学校の学生だった。そんな母親を、殺された。その時、『ダニー』は、小さかった。それから、感情を持たぬ、キリングマシーンに、仕立てられた。きっと、罪悪感も無>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ホントに、『カンナ』が、有罪と思えない。『カンナ』は、小学生の時から、学生の、デッサンのモデルを、していたのだが、その内容は、隣に、男性の全裸の、モデルがいたり、デッサンしていた学生に、言い寄られたり>>続きを読む

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

内容は、良かったが、タイトルが、気になる。『鬼龍院花子の生涯』ってタイトルなのに、肝心の『ハナコ』が、おまけみたいな存在。話の中心が、『マツエ』で、これじゃ、タイトル変えた方が、良かったと思う。『売ら>>続きを読む

日本女侠伝 激斗ひめゆり岬(1971年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

狂った第2次世界大戦から、日本は、敗戦し、アメリカ領土となっていた頃の、沖縄。みんな、お金がなくて、困っていて、借金するしか無かった・・・・。こんな状態ですが、僕は、日本が負けて、かえって、良かったと>>続きを読む

キング・アーサー(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争は、悲劇を産むだけ。この作品内の、戦いでも、多くの、『アーサー』の仲間が死んでいます。やはり、上は、当てになりませんね。戦いが、終わって、自由を、手にするはずだったのに、まだ、次の戦い。そして、人>>続きを読む

日本女侠伝 血斗乱れ花(1971年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、『ヒラノ』と『フジキチ』、『ヒラノ』と『ヨシオカ』の、『ヒラノ』の、2人の男への、愛を描いた作品。2人の男を、同時に、愛したのではなく、『フジキチ』の死後、しばらくして、『ヨシオカ』を、愛した>>続きを読む

日本女侠伝 鉄火芸者(1970年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今作は、『ユウ』を、ひたすら愛し、それ故、体は渡さない、そんな芸者の女『シズコ』の姿を、描いた作品だが、芸者で、これだけ、求められても、体を売らない、その姿に、『周りが、いい人だらけで、良かったね』っ>>続きを読む

デモリションマン(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

トイレットペーパーは無い。下品な言葉禁止。健康に悪い、調味料禁止。接触禁止。セックスは、バーチャル。警官は、暴力に、対抗できない等々、こんな未來やだなって感じの世界。ここまで、キレイ過ぎると、気持ち悪>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やはり、ロボットを、始め、機械に、頼りすぎちゃ、ダメだよね、人間。でも、人間が、愚かに、戦争とかで、互いに、傷つけ合うのも、原因だとも思う。やはり、『ターミネーター』シリーズに、通じる物がある。ただ、>>続きを読む

日本女侠伝 真赤な度胸花(1970年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

放牧で、北海道を、よくした、『ユキ』の父。放牧のために、追い出された、『ゴロウ』の父。この2人が、心を、通わせる。どちらの父も、北海道のために、動いたもの同士。そんな、ホントは、心の優しい者同士の、子>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

兄『タナカ』と、妹『ミツコ』の、依存度の高い、共愛の、物語。その共愛度は、2人の間の子、『チヒロ』の、存在とか、共に、父親から、虐待を、受けていたとか、2人の、周囲が、やな奴だらけで、純粋なのは、『タ>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪を、犯す者が、悪人とは、限らない。国家に、奉仕する、公務員が、善人とも、限らない。この作品の、主人公、『アガワ』さんは、保護司で、無償で、前科者の、更正に、取り組んでる。彼女は、前科者であっても、>>続きを読む

日本女侠伝 侠客芸者(1969年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

女芸者の、団結力。『シンジ』の、曲げない信念から、その団結力が、生まれ、日本の女性は、強いなぁ~と強く感じました。女性って、本来、か弱い者じゃなく、男尊女卑に耐える、強い者。それが、分かる作品ですね。>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『タダシ』の、立派さに、ただただ感動。両親には、同情しかない。息子が、人を殺すような子じゃないと、信じたい父親。加害者でもいいから、ただただ、帰って来て欲しい母親。どちらの気持ちも、分かる。僕だったら>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

5.0

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悪いのは、誰かと言ったら、金使いが荒く、『センバ』から、お金を、取ろうとした、『ノブコ』だろう。『センバ』も、『セツコ』も、『ナルミ』も、『シゲハル』も、そして、何も知らなかった『キョウヘイ』も、何も>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品の魅力は、謎解きよりも、『愛』。それに尽きると思う。『イシガミ』の、『ヤスコ』、『ミサト』への愛。それが、このアリバイ工作を生んだ。やはり、愛は、人を盲目にする。この作品は、それが、全てな気が>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ミサコ』の小さい頃の、行動の感覚って、どんな感じかは、ちょっと、分かりかねる。だが、小さい頃の、自分の行動が、原因で、子供が死に、『ヨウスケ』の人生を、狂わせた。しかも、『ヨウスケ』と『ミサコ』は、>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品は、『トモヨ』と、『マリコ』の、女性同士の、同性愛の、物語。『マリコ』は、彼氏とか、作っているから、『バイセクシャル』とも取れるが、無理やり、彼氏を、作ってる、『レズビアン』とも取れる。僕は、>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

結構、推測の域を、出ない映画。長年の親友、『パードリック』と、『コルム』の、絶交宣言から、始まる作品。そのため、絶交の理由が、推測の域を、出ない。なので、僕なりの、推測の話をすると、『コルム』は、『お>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitter(現X)を通じて、主人公『タクト』の、表側と裏側が、描かれた作品だった。怖いと思うだろうが、案外、優しい人の裏側は、あんな物だと思う。むしろ、『タクト』の裏側は、優しい方だと思う。世の中>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は、ちょっと、あれかなっと思うのが、今作では、2つの事件が、起こるのだが、この2つの事件が、バラバラな気がする。1つ目の、少女失踪事件が、引き金で、2つ目の、殺人事件が、起こったのは、間違いないが>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人類vs機械(AI)って、『ターミネーター』みたいなのを、想像していたのですが、むしろ、反対でした。『ターミネーター』シリーズは、機械が、人間を、危険と見なして、人間を、攻撃するのですが、この作品では>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

異星人からの、侵略に対し、戦う人類を、描いた作品。この異星人達は、狙った星を、滅亡させ、資源を食い尽くす、『イナゴのような存在』とまで、言われていた。これは、先進国が、後進国を、占領し、資源を、食い尽>>続きを読む

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