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炎628のnanorのレビュー・感想・評価

炎628(1985年製作の映画)
3.9
事前に期待値上げすぎたせいで、
若干の肩透かしを食らってしまった。

しかし戦争映画の傑作であることを間違いないと思った。

特質すべきは皆さん言われているように
主人公の少年の皺と表情のクローズアップが画面を溢れ出るほどの言葉に出来ない感情を表現されていることだ

「殺人の追憶」のラストシーンのソンガンホの表情も素晴らしいがそれをも超えている。

序盤は正直怠かったが、
ナチスにより村人大量虐殺・村焼失あたりから完全に引き込まれ
ラストのヒトラー演出シーンに脱帽し、
映画終了後もしばしボー然とした。
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