炎628の作品情報・感想・評価

「炎628」に投稿された感想・評価

最初は主人公の少年同様のんびり構えてましたが、凄まじい作品で見た後の余韻が、、今日は悪夢を見そうな感じです。
ドイツ軍がベラルーシ(旧白ロシア)の沢山の村を破壊し人々を苦しめていく様を主人公の少年を通して描き、ロシア人の怨念の様なものが込められた実話を元に作られた作品。
少年は銃を撃ったこともなければ、服もなんの装備もしてない。
森に空から爆弾を何発も大男が歩く様に一切の間隔も空けず落としていき、それまで鳥のさえずり木々の木漏れ日が一転、真っ暗になり恐ろしかったです。そこからが正に地獄の始まりでした。
音も怖くて現実か夢かこちらが混乱する様な感じでした。
悪魔より人が1番恐ろしいってこの映画の中で誰かが言ったけど正にその通りだと思いました。
ラストに赤ちゃんが写ってましたがヒトラーの赤ちゃん時代だった頃だと思います。私がターミネーターの様に過去へ行けるならヒトラーに呪文の様に悪い事しちゃダメだよって伝えに行こう!とか考えてしまいました。。。
yume

yumeの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の倫理観が政治に左右された時代
彼らは目を逸らさず、まっすぐ現実を見ていた
それをわたしは真正面から見る
画面に映る動物の生死、戦火、そして流れる耳鳴りのような音楽
自分の家族を殺してから戦争に行きなさい、と泣き叫ぶ主人公の母親の意見は真っ当だと思った
自分にも戦場に立つ憎き国の人間にも家族がいるのだ
最後、主人公がヒトラーの写真を撃つとヒトラーやドイツ軍の映像が逆再生される
人は過去の失敗を経てから学ぶと言う、でも出来るならこんなこと本当は全て無かった方が良いに決まってる
そして「すべては子どもから始まる。」、その思想の元、女・子どもを大虐殺したヒトラーの幼少期の写真がパッと現れた瞬間、主人公の拳銃を撃つ手を止める
このシーン、調べる限り本当人それぞれ思うことがあるけど、わたしはヒトラーだけを悪の根源扱いにはしない、という風に解釈した
このシーンがこの映画の真骨頂だと思う
えいす

えいすの感想・評価

4.8
戦争の惨禍を伝えようとする映画ってどうしてもリアリズムに寄りがちだと思うのですが、この映画は「悪夢のような戦争」の悪夢感がはんぱないです。観ただけで高熱にうなされた時のようなメンタルになれます。
やばい映画と評判だったのでかなり構えて見たためか、予想よりはショッキングではなく普通に見れたが、キチ過ぎることに変わりはないし、少年の顔が確実に老けているのを見て、これはすごい映画なんじゃないかと感動してしまった。焼き殺しよりあの顔の方が過酷さを物語っている気がしてならなかった。
ネットに上がっててやっと観れた。
五感全ての不快センサースイッチが連打されて観終わった時はグッタリ。
グロはないから生理的な嫌悪感よりも精神的なダメージが大きい。ナチスドイツによる虐殺を目の前で見ているようなそんな錯覚に陥る。
狂気といえば狂気だけど、ドイツ軍にとっては毎日やっていて慣れたもの、という手際の良さ、淡々とした進行に、より恐ろしさを感じる
迫害される少年の目に映るドイツ兵の楽しそうな様がとにかく異様。その少年自身が狂っていく様も異様。音楽・音響も異様。
しかもこれが実話。628の意味を知った時はゾッとした。
久しぶりに再観賞。カルト映画と云われてる作品。
第二次世界大戦、ドイツ軍占領下の白ロシア(ベラルーシ)の村々ではナチスによる虐殺が続いた。
物語はパルチザンに憧れる少年がライフルを拾うところから始まる。

冒頭のシーンやタイトルバックで、、ん!??おや?、、この映画、何かがちがうなと異様な雰囲気をきっと誰もが感じるはずです。
"(-""-)"

とにかく凄まじい映画。言葉がない、呆然となります。
淡々と進み、そして冷淡に描かれてます。事実は映画よりも冷淡なものだったのでしょう。

希望に満ちてた少年の顔が最期では変貌してます。
少女も…。

ロングカットやロングショット、アップショット、カメラワーク、音やBGMの使い方が巧みです。
で、この映画、なにが凄いって直接的なグロ描写などは入れなくても、陰惨さが伝わってくるんですよね。
観る側の心理を巧く突いてます。
気分が悪くなる人もいるでしょうね。

描写もセリフも強く突き刺さる。冒頭からラストまでインパクト絶大。
"628"の意味も知ると血の気がひく。
AkihiroIio

AkihiroIioの感想・評価

3.8
カルト映画に詳しい先輩に教えてもらって観賞。
内容は悲惨という言葉では生易しすぎる、残虐を極めた凄絶なシーンが続く。偵察機の機影、まとわりつく蝿の羽音、感じるはずのない悪臭が観終わった後も頭から離れない。
終盤で捕らえられたナチス将校が子供を皆殺しにする理由を『子供から全ては始まる。生かしてはおけない』と吐き捨てる。そう、まさにヒトラーこそ生かしてはいけなかったのだという、監督の強いメッセージを受けとめた。
greatman

greatmanの感想・評価

5.0
一言で言うと「阿鼻叫喚」
[あらすじ]
1943年のドイツ占領下の白ロシアでの出来事。
少年が兵隊の真似事をして遊んでいたところ、土に埋まっていたライフルを見つける。少年は兵士にあこがれがあるのか、母親の必死の生死も聞かずにパルチザンに入ってしまう。しかし、彼は本当の戦争の恐ろしさを知らなかった...。

ロシア人がナチスに対する怨念が染み付いてそうな映画。
これは5.0をつけないと失礼でしょ😓...。
とにかく136分この世の地獄を延々と見せられたような感じでした。
今まで沢山の戦争映画を観てきたんですけど、これほど衝撃を受けた映画は今作を右に出るものはないと思います。
とりあえずアクションやらグロさで勝負する映画じゃなくて、戦争時、如何に人は残酷になれるのか、戦争の恐ろしさ、悲惨さのメッセージ性を全面的に押し出してるように見て取れました。
それを物語ってるのが主役の少年の顔。最初と最後でこうも老けるのかと思いましたよ😰。
全ては子供から始まる。かつてヒトラーも子供だった。そうと分かってたらヒトラーを子供の時から殺してただろう...しかし歴史を打ち砕けないのも現実。受け入れざる負えないんでしょうね〜😥...。
とにかく言葉では表せない、表したくないリアリティを追求した残酷さや残忍さが染み付いてます。
とにかく観てください。そして存分に恐れおののいてください。
戦争には被害者しかいない。この事を強く示したような傑作でした。
K2

K2の感想・評価

5.0
"だから言ったんだ 掘り出すなと"

弾けるほどのストイックさと過酷さを極めるロシア映画から戦場の狂気と絶望炸裂の名作。
『炎628』は内戦下燃やされたり虐殺されて消された村の数が628個というのにちなんでいるらしい。

卒論に追われてろくろく寝られず映画初めも遅くなってしまいました。2018年も素晴らしい映画に出会えるといいですね。
まさにZ級。絶対に見ちゃいけない映画no.1

この点数は「逆にどれだけ胸糞悪いか」です!w

これはもう悪い夢を見た、いや悪夢以上の何物でもないです。
よくこれを世に出すなと。
ストーリー?グロさ?史実的要素?
いえいえ、そんなものはどこにもない!w
ただの悪夢のようなプロパガンダ映画です。

精神を病む映画ナンバーワンといっても過言ではないでしょうw

映画が進むにつれておじいちゃんみたいになっていく青年を見てると「これガチでおかしくなってないか?」と、思ってしまう。
BC級映画が大好きで、グロ耐性もあり、クソ映画が大好きな僕でも、

今までにこんなクソ映画は見たことありません!!

そして二度と見たくない映画ナンバーワン!w
なのでそういう意味で4点以上付けちゃいますw
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