炎628の作品情報・感想・評価

「炎628」に投稿された感想・評価

NIRE

NIREの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

えっっっげつな…
WW2のドイツ兵といえばホロコースト映画が多いから知らなかった。ドイツ兵はロシア人に対してもえげつなかった。
タイトルの628って、あの村で628人が焼かれたって意味かと思ったら628村だった……え?
主人公の少年、最初は活き活きとしてて俺も戦争に行くぞ!!って感じだったのに、実際の戦争……というかただの虐殺を目の当たりしてラストでえ?30歳くらい老けた??って表情しててすごかった
rishura

rishuraの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公役の役者さんの演技が凄い どうしたらあんな表情になれる、、?
最後は良くも悪くも人の心を感じてしまった うまく説明できないけどとても映画的だなと思って、だから、私がもし主人公だったらそこで立ち止まってあんな判断になれるかな、、ともなった

少しの希望を見つけれたと思ったらすぐ潰される展開が何度も何度も続いて、その度に主人公が絶望して疲弊して病んでいく様子が辛い、特に表情に表れてたと思った

最後返り討ちにあうナチスの中尉、この期に及んでまだそんなこと言えるのが怖かった、「人はなぜステレオタイプや偏見を持ってしまうのか」をテーマに心理学の授業を受けてて具体例にナチスが取り上げられてた、まさにこれだった とても盲目的でその人に思考がないとまで言いたくなるくらい

明らかなグロ描写とかがないだけに、ほんとに一瞬だけ映る死体の山とか、母と妹たちの死体を匂わせる人形たちとか、人間バーベキューされてる小屋から聴こえる悲鳴は間接的に、強制収容所の多分本物っぽい資料とかに考えが巡る。
FAr

FArの感想・評価

5.0
観てるこっちが飲み込まれると吐きそうになるほどキツイ作品でした。戦争系の映画でこれ程までに人間の弱さ 醜悪さを詰め込んだ作品は他にあるだろうか…史実を元にしていて音楽 映像 人物の撮り方 内容 もはやホラー映画。


ネタバレ





・女の子との出会い 最初は怖く変わってる子と思ったが2人の掛け合いはまだ少し希望があった。そこから聴力を失って自分の行いで家族も失いメンタルはズダボロ

・何とか自分を保とうと躁鬱を繰り返し食糧を手に入れようと村を出たが全部上手くいかない

・そして途中で目にするドイツ人による村人銃撃 もはや最初とは別人


・ラストシーン 主人公の怒り 憎しみを込めたヒトラーに放つ銃撃。最後の涙流れるところまでの眼 もはや演技なんてレベルではない 息が詰まる。

・「子どもから全てが始まる」
当たり前なのだがヒトラーも子どもの時があったのである

いやー もう二度と観たく無い
忘れないと思うが

このレビューはネタバレを含みます

これほど怒りのこもったラストシーンは見たことがない。
主人公の表情の1カット1カットが絵画のような深い迫力。
爆撃を受けた耳鳴りが続き、周囲では常に誰の声かわからないうめき声が聞こえている。
フルチ

フルチの感想・評価

4.8
これは大傑作。
フリョーラがヒトラーの肖像に向けて小銃を撃つシーン。これは映画史に残る名シーンだ。撃つ度にヒトラーの映像が巻き戻されていき、最後には母に抱かれた幼年時代のヒトラーの写真で終わる。ヒトラーにも純真な時代はあって、それはフリョーラも同じだ。だがどこがで歯車が狂い始めると人はこんなにも変わってしまうのか。
ナチスが白ロシアに侵攻した歴史をベースとしているが、今ロシアはウクライナに同じことをしている。
hoka

hokaの感想・評価

3.1
1985年はゴルバチョフが書記長に就任した年なんですね。共産主義体制からの脱却、そしてソビエト連邦の崩壊が始まる時代に撮られた映画。
第二次世界大戦時、対ナチパルチザンに身を投じることで1人生き残り、身を寄せた村でもたまたま生き残った少年の風貌の変化を見る映画。戦時下の翻弄される一般人の悲哀を彼の表情で見せてくる。しかし占領下に置いたなら、共産主義体制からの脱却ということであれば再教育の道もあったと思うし、皆殺しでは、その土地の労働力を損なうだけだと思う。
syuhei

syuheiの感想・評価

4.0
1985年のエレム・クリモフ監督作品。こないだ『戦争は女の顔をしていない』を読んで興味を持ったので。

1943年、ドイツ占領下のベラルーシの寒村。少年フリョーラがパルチザンの隠した銃を遊びで掘り出す。その様子をドイツの偵察機が目撃し、パルチザン掃討のためナチスが攻め込んでくる。家族はおろか村全体が虐殺され、略奪され、陵辱される様子をフリョーラは目の当たりにすることになるのだった。

前半の少女グラーシャとの出会い→森での牧歌的シークエンスから一転、中盤以降のナチス暴虐のギャップが怖い。哀れフリョーラ少年はあまりにも過酷な現実を目の当たりにして憔悴しきり老人のような風貌になってしまう。ラスト、パルチザンの襲撃を受けて捕虜となったナチ将校の言い草に絶句する。

原作はアレシ・アダモヴィチによる『ハティニ物語』。邦題は大戦中に焼かれたベラルーシの村の数から。原題英語訳はCome and Seeで、戦争の勝者や大いなる神の怒り、裁きの日に言及したヨハネ黙示録第6章に由来する。本作はモスクワ国際映画祭で最優秀賞に輝いたが、今ではなんという皮肉だろうか。

https://twitter.com/syuhei/status/1567869673995382787
JunJun

JunJunの感想・評価

5.0
戦争映画の最高傑作

1985年のソ連映画で、ドイツ占領下のベラルーシが舞台の作品。

徹底的した内容作りに、戦争の凄惨さを鮮明に描いている。
少年の表情が徐々に老いていく(戦争の凄惨さ)姿、大量の虐殺。

ヒトラーの肖像画めがけて銃を乱射し、撃つ度にヒトラーの人生がフラッシュバックされ幼少期のヒトラーの写真に戻る。それに涙を流す・・・
どんな人間にも子供の時があった・・・

もっと認知されて評価されるべき作品だと思います。
ぷえ

ぷえの感想・評価

3.8
おもしろかった 第二次世界大戦下のロシアでのドイツ軍の非情な行いがとにかく凄まじい…、目を疑うようなことをさも当たり前のように、しかも嬉々として行っているのが恐ろしかった。戦火に巻き込まれた少年を追う形で映像が続くんだけど少年だった主人公が最後はお爺ちゃんのような容姿になっていて経験の凄まじさが見て取れてすごかった。作品の内容は難しいけど凄まじさは保証します
MoviesYu

MoviesYuの感想・評価

4.2
第二次世界大戦、独ソ戦の真っ只中628白ロシアの村が独軍によって虐殺や酷いことをされた。同じ虐殺を描いたホロコーストの『シンドラーのリスト』と違い感動も何もなくあまりにも後味悪すぎて…。究極のトラウマ映画です。
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