炎628の作品情報・感想・評価

「炎628」に投稿された感想・評価

第二次世界大戦を描いたもので、これよりリアルで凄まじいものはこの先も出てこないといえるくらい、大傑作。
少年の演技とは思えない表情に度肝ぬかれちまったぜベイベ
後世に残したい映画No.1
これを見ずして戦争もの映画は語れない
堊

堊の感想・評価

4.3
たぶん誰も覚えていないだろうが「時代に迎合して生きろ?」の冒頭のくだりが秀逸だった。あと「子供だから置いて行かれたのよ(ニヤニヤ)」のおねショタ感もすこ。
カメラを見つめる→観客を見ているのクロースアップショットは本当にヒッチコックっぽくてたまらない。
二時間あたりでスプリットスクリーンなのか変なカットがある。単なる合成?
あと『進撃の巨人』全然ちげーじゃねぇか。
80年代のソ連製の戦争映画。

ナチスのアインザッツグルッペンによる白ロシアにおける虐殺行為をあますことなく描いている。被害者たちがどのようにして殺されていったのか、その過程の一部始終を全て見せつけてくる。半狂乱に笑いながら楽しみつつ、あるいはゲルマン優生の名の元に大真面目に殺戮を行う武装SSの兵士たち。狂気、の一言では形容できないすさまじさ、最早言葉にするのが白々しいくらいに凄惨極まりない。実際に見なければこの感覚は分からない。これ演者の人たちはどんな感じだったんだろ…
笑う、戯れる、泣く、悲しむなど、主人公の少年と少女の豊かだった表情(特に前半、画面いっぱいに顔面がアップで出されることが多かった)が、作品の後半に進むにつれてどんどん削ぎ落とされていく。残るのは虚無であり、もはや悲しみなどの生易しい感慨ではない。ただただむなしい。誰もこうなるなんて思ってもみなかっただろう。
全ての元凶はヒトラーだったのか、ヒトラーこそが諸悪の根源だったのか、
そういう訳ではなかった。恐るべき真実を本作は写真一枚で告げる。無垢な赤子がやがてヒトラーになった。それは恐ろしくもあるが、やはりむなしく、やるせない。どうしてこうなったのだろうか…ラストに怒りに任せて撃ちまくった主人公が見せた一筋の涙にはそんなむなしさを感じた。悲しい、ではない。

ものすごく疲れてしまった。だが、それほどまでに本作がはなつインパクトは大きい。真の平和学習、と言っても過言ではない。
ラストの「レクイエム」は誰のためのレクイエムだったのだろう。
No.723[来て、見よ…これが本物の地獄だ…] 100点(オールタイムベスト3位)

And when he had opened the fourth seal, I heard the voice of the fourth beast say, Come and see.

And I looked, and behold a pale horse: and his name that sat on him was Death, and Hell followed with him. And power was given unto them over the fourth part of the earth, to kill with sword, and with hunger, and with death, and with the beasts of the earth.

クリモフは元の題名を当局に差し止められ、”Come and See”に変えたらしい。こればかりは当局に賛成、こっちで正解だと思う。想い出記録。
過去に視聴
トラウマ級の一本
個人的には火垂るの墓を凌駕するほどの悪夢の戦争映画
反戦を教えるのならこれを見せればいいと思う
見終わった頃には戦争怖いってなる
そんくらい怨念がこもってる(実際にこの映画は西ロシアの怨念と言われる)
多くは語るきはありません。見ればわかる。これは間違いないです。トラウマ映画と呼ばれるフランクダラボン監督の「ミスト」以上のものがあります。
lag

lagの感想・評価

4.6
来て見ろ。全ては子供から始まる。ロシアのドイツへの悔恨。

眠っている時以外終始ただならぬ空気。光景に直接描写は殆ど無いのに。爆音、阿鼻叫喚、怨嗟の声。ぬかるんだ泥と沼、針葉樹林。顔のしわ、見開いた眼。焼き尽くす。
みなみ

みなみの感想・評価

4.5
やっと見れた。疲れた。
主人公の最後の目を大きく広げて銃を撃ち込むシーンは怖かった。
最初はあんなに綺麗な顔だっただけに。
所々、真正面から顔をアップで撮ってるシーンがあるけどなんかすごく怖かった。なんでだろう。
採点5。と言うか採点不能というか、ものすごい映画です。ドイツ軍に虐殺されるベラルーシの村の話。森や風景や霧など、とても美しい映画でもあるんです。映像の感じはダークですごくいい。今でも全く古びていない。後半、村に虐殺部隊がやってきてからがもうとんでもない。画面から一瞬も目が離せない。自分も同じようにこの村で虐殺されるのを体験するかのようだ。思えば残虐な直接描写というのはほとんどない。(チラっと見える死体の山、焼かれた人、実際に牛を撃っている?などはある、)しかし、怖い。怖すぎる。悲鳴が怖い。見えないから怖いのか?しかも殺る側は酔っ払って笑いながら殺ってるのだ。これが戦場の真実なのだろう。本当にこんな感じなのだろう。プライベートライアンの最初の上陸シーンも相当恐ろしかったけど、この映画では一方的に虐殺されるので、ホラー映画含めて、すべての映画の中でも一番怖いというくらい恐ろしい。実際の戦争をそのまま丁寧に描けば全てこのぐらいの作品になるのだろうか。まあ、とんでもない映画だ。
moe

moeの感想・評価

4.3
最初は主人公の少年同様のんびり構えてましたが、凄まじい作品で見た後の余韻が、、今日は悪夢を見そうな感じです。
ドイツ軍がベラルーシ(旧白ロシア)の沢山の村を破壊し人々を苦しめていく様を主人公の少年を通して描き、ロシア人の怨念の様なものが込められた実話を元に作られた作品。
少年は銃を撃ったこともなければ、服もなんの装備もしてない。
森に空から爆弾を何発も大男が歩く様に一切の間隔も空けず落としていき、それまで鳥のさえずり木々の木漏れ日が一転、真っ暗になり恐ろしかったです。そこからが正に地獄の始まりでした。
音も怖くて現実か夢かこちらが混乱する様な感じでした。
悪魔より人が1番恐ろしいってこの映画の中で誰かが言ったけど正にその通りだと思いました。
ラストに赤ちゃんが写ってましたがヒトラーの赤ちゃん時代だった頃だと思います。私がターミネーターの様に過去へ行けるならヒトラーに呪文の様に悪い事しちゃダメだよって伝えに行こう!とか考えてしまいました。。。
yume

yumeの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の倫理観が政治に左右された時代
彼らは目を逸らさず、まっすぐ現実を見ていた
それをわたしは真正面から見る
画面に映る動物の生死、戦火、そして流れる耳鳴りのような音楽
自分の家族を殺してから戦争に行きなさい、と泣き叫ぶ主人公の母親の意見は真っ当だと思った
自分にも戦場に立つ憎き国の人間にも家族がいるのだ
最後、主人公がヒトラーの写真を撃つとヒトラーやドイツ軍の映像が逆再生される
人は過去の失敗を経てから学ぶと言う、でも出来るならこんなこと本当は全て無かった方が良いに決まってる
そして「すべては子どもから始まる。」、その思想の元、女・子どもを大虐殺したヒトラーの幼少期の写真がパッと現れた瞬間、主人公の拳銃を撃つ手を止める
このシーン、調べる限り本当人それぞれ思うことがあるけど、わたしはヒトラーだけを悪の根源扱いにはしない、という風に解釈した
このシーンがこの映画の真骨頂だと思う
>|