バーニーロス

炎628のバーニーロスのレビュー・感想・評価

炎628(1985年製作の映画)
4.2
ヘドロ泥沼行進からウジ虫隊長にヒトラー人形やら
様々なインパクトシーンが用意されてるのですが
個人的MVPは牛さん🐮に贈呈させていただきます。

とか…フザケたら絶対ダメな映画でした。。

アインザッツグルッペンとか知りませんでした。。
反乱分子と思われる者なら女も子供も容赦せず抹殺するのが目的の実在したナチス部隊らしいです。
逆らったモノは虐殺され見世物にされる、歯向かうモノは根絶やしにするという思想おぞましい。

行き着けのレンタル屋のG🌟Oさん、
これをアクション映画の棚に陳列してたらダメです
ゴリゴリの戦争映画じゃないですか。

冒頭の少女との出会いから異質な空気が漂う、
戦争映画って「この映画の世界に入りたくない」
そう思わせる事って重要だと思うんですよね、
その点では群を抜く戦争映画でした炎628……
目を覆いたくなるようなグロさは無いのですが
不穏で不気味な空間にいるかのよう。

これぞ戦争の映画!と言っていいんじゃないかな?
武器や兵器を作るのも使うのも結局は人間だもん、
その人の醜さが伝わってきました。

人を人と思わない鬼畜の所業……
戦争が人間を狂わすのか?
それともそれが人間なのか?
私には分からないけど、とにかく見てて辛かった、
これ見たら大抵の戦争映画は耐えられると思いました。
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