このレビューはネタバレを含みます
パッケージはよく目にしていたものの、
手は出さなかったがお勧めされたので観賞。
色々な事があからさまな表現で、受け取りが少し嫌になってしまった。
次々に起こるハプニングにより浮き彫りになる本質、そして互いの壁が無くなっていく。
映画として観ていても、カメラワークや芝居の感じがリアルな為に見ていて妙な現実感に浸った。
ディズニーランドから電車で徐々に現実に戻されつつそれでも余韻に浸っていたが家に帰って頭に付いてる耳に気付いて「アホなの?」と一気に落ちる。何故かその感覚を思い出しました。
あっちこっちで不幸が重なる様はまさに〝家族〟。
しかし、死体を運んだりエロ本で回避とかは妙な非現実。
そして皆さん何より協力的!!
仲良し家族でした。
映画だから良いんですとは思っていても、作品の伝えたい事に繋げる為の要素であることが明白で、なんだか素直に観れませんでした。
お爺ちゃんが負け犬に成りたくないと嘆くオリーブを励ますシーンが好き。
「失敗を怖がって、何もしないでいる奴が負け犬だ。オリーブはそうじゃないだろう?」
老人はやはり最強です。
あとのシーンは結構心で突っ込みました。
コンテスト、
女の子達、体型は良いものの皆不器用な顔なのはちょっとまて。
あと家族のスタンドアップもちょっとまて。
勝手に舞台上がらないで下さいお客様
踊らないで下さいお客様
落ち着いてくだちょ待ってほんとすいません待って下さい
役者はやらされてる感が出ていて。
どうせなら暴れるならマイク奪い取って何か歌っちゃいなよ叫んじゃいなよって思いました。
そんで沈黙からの立ち上がるROCKなおっちゃん。
拍手はやっぱりクレッシェンド。
ですよね。
んでやっぱり走るのか!
押すのか!飛び乗るのか!クルマ!!
終わらないで終わらないでと心で言ってもほらね君達の名前ドーン!
エンドローール!
根本的に色々合わなかったんです恐らくすみませんごちそうさまでした。
人生を勝ち負けで評価する表現を多用している映画で、それは意味ないんだよ、自分の見方を見つけろよと伝えてくれるので、もう少し若くして出会っていれば評価は高かったと思います。
さ、チョコレートアイスクリームとガーナ食べよう!