『リトル・ミス・サンシャイン』 ★★★
んんー・・・
問題児が多いなぁ。
ボケの渋滞みたいな。
（個人的には、
絞って欲しかった）
でも、まぁ、
好きっちゃー、好き。
競争の不毛さとか、
本当、よく描けてるもんなぁ。
あと、
父親役のグレッグ・キニアの
配役がいい。
野心が強いから、
嫌味になりそうなもんだけど、
爽やかだもんなぁ。
（トークショーの司会出身ってのも
うなずける）
叔父のセリフも好き。
「幸せな月日は、ムダに過ぎて
何も学ばない。
２０年の苦悩がプルーストに
名作をもたらした。
今、諦めたら、せっかくの
苦悩が出来なくなるぞ」
ps．
個人的には、
ダンスに
もっと、少女の熱が欲しかったなぁ。
幸せがテーマだとしたら、
「人の評価を気にせず、
自分の幸せを追求する」
が答えの一つだと思うから。
あと、個人的には、
もうちょっと、
分かりやすくして欲しかった。
父親か、少女に主人公を
絞り込んで、
父親に設定するなら
「幸せになりたい」
ってシーンが欲しかったし、
もしくは、
母の
「あなたに成功なんか
望んでいない。
私は、幸せな家庭が欲しいの」
っていうシーンが
欲しかった。
どうも、主人公と目的が
散漫な感じがして、
すっきりしない。
（個人的に）
ps．
幸せは、自分の心が決める。
なぜ、勝ち馬に乗りたいのか？
幸せになれるから。
なぜ、夢を叶えたいのか？
幸せになれるから。
なぜ、その職業に就きたいのか？
幸せになれるから。
なぜ、モテたいのか？
幸せになれるから。
でも、そうじゃなくても、
近くに幸せはあった。
愛、
本音の交流、
そして、
喜びを分かち合うこと。
