暇な夜中向け
子役の子がとてつもなく魅力的です。
あの子以外の配役はないのではないでしょうか!
お父さんの勝ち組、負け組的な持論も、
伯父さんの哲学も、思春期の嫌気に満ちた自己主張も、一周回って愛にたどり着く感じです。
太陽のような純粋な子供が、凝り固まった大人を一周回して照らします。
深くなりすぎない、問題も投げかけすぎないバランス良い映画です。
社会からはみ出し気味なおじいちゃんですが、愛や人間の根本を大事にする点では優等生です。この人はある意味一周まわってる。
まるちゃんとともぞう的なほっこり感。
感情移入できる等身大がなかった。
そもそも日本人は勝ち組負け組意識は薄いのか、そこが、しっくりこなかった。
でも素敵な映画です!