上京してからの人生を見届けてしまった！ので
世之介くんもう他人とは思えません。
早稲田がどうの法政がどうのと勉強の出来不出来で人生とらえていた時期から、いろんな経験をして、人生豊かになっていく世之介くんの成長物語でした。
世之介くんはのんきというよりも、人柄がとても良いなあ。邪のない感じ。
大学時代って誰しもいろんなプライドがあると思うのに、あんなフラットでいられるのはある意味浮世ばなれ。すごい。
あまり前面に出てこないけど、全体を通じて愛情のお話だった（友情、片思い、彼女、妊娠、同性愛、家族愛)
いろんな愛を受け取っていたからこそ、世之介くんはみんなへ愛情を投げ返すことが出来たんじゃなあかなあ
