ろ

横道世之介のろのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
4.0
良かった。
全体に漂う刹那的な雰囲気がとっても好き。

別に未来を気にしなくていいなんて、そんなことはないけど、でもやっぱり一番尊重するべきは、その時。求める乗りこなし方はこれ…

短くたって、その時には全て。前に進めることで、自分の感覚の中で時間は伸びて縮む。

今を大切にというより、先に傾倒しすぎないために、必要な映画。



・激長いけど、ダレない。面白かった。

・素直な現実というか、表に見えてるいいことだけじゃない、でもよく存在する常識みたいなのが、ちらほらあって良かった。クラモチ×ゆいの出会いとか。

・あいま、余白に良さが生まれる。気づく。浴びてる時じゃなくて、いったん整理したり落ち着いたりする時に、別の繋がりが頭の中で生まれるんだろうね。

・時系列が所々飛ぶんだけど、かなりオシャレで良い構成だった。分かりにくくないし、前後の話が一気に深くなる。次への予感が、頭の中で膨らんでいく。

そろそろ帰省しよ
ろ