マット・ディロン主演の青春ドラマ。
今でこそくせ者俳優な印象のマット・ディロンだけど、本作では笑顔がさわやかな15歳の少年テックスを好演。酒もタバコもやる不良少年だけど、自分の飼っている馬をこよなく愛する心優しき男の子だ。
そんな彼の愛馬を、兄が勝手に売ってしまったことから、怒って家を飛び出すテックス。そして偶然知ってしまう、自らの出生の秘密……。
青春時代の思いがけない出来事と思い通りにいかない事、友情と家族愛。程よい感動を味わえる佳作。
気になるのは愛馬の名前。テックスの馬はラウディ。まあこれはいいとして、兄の馬はトヨタ。どうせならフェラーリとかランボルギーニとかの方がかっこよくないか? 余計なお世話か。
因みに本作はエミリオ・エステヴェスの劇場映画デビュー作。