ほっきょくぐま

はやぶさ 遥かなる帰還のほっきょくぐまのネタバレレビュー・内容・結末

はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2010年6月13日、小惑星探査機はやぶさが地球へ帰還しました✨

これを記念して「はやぶさ 遥かなる帰還」を鑑賞しました🚀


はやぶさの日と制定されたこの日からはやぶさに関係する映画は3作品作られました✨

今回の映画は、監督が瀧本智行監督が務めた
はやぶさに携わった技術者にスポットをあてた
作品です

多くの技術者の緻密な作業によって作られた
はやぶさを、地球へ帰還させるための努力が、
ドキュメンタリーのように描かれています


60億キロ離れた小惑星イトカワ
その惑星の岩石を持ち帰るという世界初の
ミッションをこなそうとするはやぶさ…
しかし、トラブルにみまわれ、行方が
わからなくなったり燃料がたりなくなったり…
戻ってこられるのかさえもわからなくなって
いきます

遠く離れた地球からミッションをクリアにするため、多くの技術者が根気強くサポートし、
やがて、7年間かけて、はやぶさは帰還することができました

サンプルを残し、我が身は大気圏で燃え尽きながら…

最後のはやぶさの姿に、携わっていた人たちと同じ気持ちになり、あたたかい涙がでました


出演者はプロジェクトマネージャー山口教授を
渡辺謙さんが、頼もしいチームリーダーを
演じています
その他、イオンエンジン担当の藤中を
江口洋介さん、民間企業の森内を吉岡秀隆さん
広報担当の丸川を藤竜也さんが演じています

新聞記者の井上真里役の夏川結衣さんが
ナレーターのように、はやぶさの様子を語り、
ストーリーがわかりやすく、展開していきます

また、真里の取材を通して、宇宙科学研究所の
プロジェクトメンバーと100社を超える
民間企業とが一丸となって、開発していることもわかります

はやぶさには、そうした多くの人の知恵と技術と彼らの思いが詰まっていたのだと思います


無事に帰還するはやぶさからのプレゼントは
この地球の美しさでした
そして、大気圏で最後の姿を見せたはやぶさは流れ星のようにとても、きれいでした☄️