自業自得で奔走するガメラさん。
まぁレギオンの時はそれしか手が無かったから仕方ないですよね。ガメラさん頭良いから本人もこの状況まで覚悟してやってたのかも?、忙し過ぎて足下の渋谷への注意が疎かになってるガメラさんである。
落ちた下にそんなに人居ると思わなかったんだろうなー、下の人間気遣って足ツボ芸人みたいにステップするガメラを想像してホッコリ。
今回は前2作の高いヒーロー性を大きく振りに使って、出だしの回想から怪獣味を披露。まぁでもこれはこれでビル壊しちゃうウルトラマンの悩みみたいな雰囲気もあるのですけど。しかしてギャオス時のような最重要危険爬虫類に逆戻り。
一方でガメラの闘いで親を亡くした少女とイリスの話が側で進む。触手趣味捗り過ぎでは。あの仲間由紀恵なんだったんだ笑
あの夜空に浮かぶイリスの姿は異様にカッコいいですね。
戦闘機をギリギリで救う辺りからガメラのヒーロー性が帰って来たって感じがしました。
最終決戦が京都って、もう日本に文化残す気無いのかなここのスタッフは。
ラストの攻防は実に熱い。
肉を切らせて骨を断つ戦法って、中々出来る動物いないですよね。ガメラの知性あっての決断。片手で女の子守りながらとかカッコ良すぎるでしょ、あのイケメン怪獣。
「ワシの火球で!、反撃するとは生意気な!、コソ練してたこの技でカウンター決めてやるガメ!、ヒートナックル!!!」
いやマジでアレは何をどうやって纏ってたの?…、魔法剣(拳)?、いや拳はもう無いんだけど。
そこからの棒立ちガメラさん。
「頑張って助けたのに死にかけとる…、どうしよ…どうしよ…(オロオロ)。よし、出血大サービスで治したるガメ!」
やっさしいなこの亀、こんだけ出来るならそろそろジェスチャーとかで意思疎通出来るのでは。この後の戦闘も自衛隊と編隊組んで飛ぼうよ。
点数内訳
世界観:4.0
ストーリー:4.0
キャラ:4.0
音:4.0
映像:4.0
スコア:4.0