ガメラ3 邪神<イリス>覚醒の作品情報・感想・評価・動画配信

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒1999年製作の映画)

GAMERA 3: THE AWAKENING OF IRIS

上映日:1999年03月06日

製作国:

上映時間:108分

3.8

「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」に投稿された感想・評価

ワン

ワンの感想・評価

3.0
ガメラとギャオスの戦いで両親を失った中学生の比良坂綾奈(前田愛)は、奈良の禁域の森のほこらで謎の生物を発見。イリスと名付けて可愛がる。ある日、渋谷上空にガメラと数頭のギャオスが出現。激しい戦いの末、ガメラはギャオスを倒すも、渋谷駅周辺は壊滅状態となる。テレビ中継でその模様を見ていた綾奈は、ガメラに対する憎しみを一層強くする。


怪獣同士の戦闘で直接的に被害者が出るのは当たり前だが、綾奈にも共感できない。暗い話で無駄な登場人物が多く、不要な設定もある。綾奈の同級生が持ち歩いていた十束剣は何だったのか。ラストの中途半端な幕切れにはがっかりした。
アナログ特撮を極めることで始まった3部作が、CGとの幸せな融合で完結。そして「あのアニメ」との素晴らしきシンクロニシティ。

前2作をメタ視しながら、研究者と被害者、そして大人と子供という相反する二つの視点で進む。いよいよ完結するんだという期待感高まる前半だが、ガメラが闇落ちしたかのような渋谷破壊描写で、一体この物語がどこへ向かうのか?カオス状態に。

イリスと少女・綾奈の融合を見て悟る。
「これは、エヴァンゲリオンだ。」
過去2作からも、当時並走中のエヴァとのシンクロ感が僅かに感じらたが、ここからの本作はシンクロ率99%。案の定、イリス第3形態は使徒そのものの美しさ。綾奈はつまり「綾波」。ガメラが浅黄とシンクロしなくなった理由とかも、深読みするとすげー「気持ち悪い」。

樋口”シンジ”特技監督が、エヴァの重要な作り手の一人であることを考えれば、むしろ必然の結果なのかもしれない。京都へ向かうイリスvsガメラvs空自の空中戦は、当時のCG技術では最高レベル。アナログ特撮の到達点を見せた本シリーズが、遂にCGと融合した。これはガメラ&エヴァのシンクロと、アナログ&CGのそれが同時に完遂される見事な場面。

イリスを倒してからが「本当の闘い」というクライマックスは、エヴァ旧劇場版の不満点を補完するようでもあり、ガメラとエヴァ双方のファンが納得するんじゃないかな。公開当時は賛否両論だったと聞くが(エヴァが完璧な完結をした)今観るとその面白さが良く解る。

G2で「最高の戦争アクション」を見せたシリーズが、叙事詩として幕を引いた「最高の完結編」。
       
RUNPEN

RUNPENの感想・評価

4.5
ガメラの良いところとは何か??

それは怪獣という生き物なのに手足が引っ込んで(まぁカメなのでそれはわかる)しかしそしてしかもそこから火を吹いて さらにその勢いでグルグル回って空を飛んでしまうというところです 

それに尽きる

渋谷の空に現れたギャオスを追ってついに現れるガメラのカッコ良さといったらもう!!たまらん
ズバズバズバズバ!!と回るガメラの勇姿!からのホバリングして手足が出てズドーン!と着陸する!!超カッコいい!!
今回ドルビーシネマで観て泣きそうなくらい興奮しました こういう体験がしたいから映画を観るのです

渋谷壊滅や京都炎上の特撮もものすご過ぎる たまらん ほんとうにタマラン
怪獣被害とはかくも恐ろしいものだと実感できる 国や政府や自衛隊が関わる物語なのだから怪獣映画がうやむやにしてきた一般人の被害を描いた今作はその点でも良い 2の時点で札幌や仙台(仙台なんて消滅してる)があるんだから描かざるをえなかったのだろうがそれをやる心意気 制作陣の覚悟を感じます

ただ惜しむらくはメインストーリー
全体的に前田愛ちゃん演じるアヤナの復讐劇に寄ってる事がちょいとモヤモヤします
1や2は怪獣同士の争いに人間が巻き込まれるというものでギャオスもレギオンも自身が生きる為(繁殖の為)にガメラと闘ったのにイリスにはそれがない というか行動の意味がよくわからない
アヤナを求めてってのはわかるけどじゃあ融合した後どーすんだ?どうなるんだ?ガメラと闘う為だけの存在?ってのが気になる 結局映画的盛り上がりの為のアヤナのピンチなのかなぁとか
(あと事が収まった後でこれアヤナちゃんもの凄い自己嫌悪にならないか?大丈夫か?超大災害だぞ?)

そして単純にイリスのデザイン
なんか怪獣というより怪人的でスタイリッシュなのがちょっと残念 猛スピードで空を飛んだりするならもうちょっとこうなんていうかリアルな…
ってなこと言い出したらそもそもガメラがとんでもないのでまぁ黙っておく

相変わらず金子監督は女優陣を美しく撮られます 荒唐無稽な怪獣映画が破堤しないのは監督の怪獣には特に興味がない(と思う)態度が良いのでしょう

総評
平成ガメラシリーズはどれもものすごく面白い!!以上!!
出てきた途端にミイラ化する仲間由紀恵。

平成ガメラ最終作。
前2作同様4K HDR版が上映されたので観てきました。

人類滅亡のカウントダウンの話し。
仲間由紀恵の扱いにもビックリしたけど、前作の時も気になったエンドロールの照明助手 泉谷しげる!
同姓同名なだけだとは思うけど、やっぱり真相が知りたいwww
今作は1作目の中山忍ちゃんがヒロイン復帰。
演技が多少大根でも良いんです!w
美人は正義!
前田愛ちゃんも出てたけど、可愛いけどまだまだ子供過ぎ。
クライマックスで意識を失った前田愛ちゃんに中山忍ちゃんがマウストゥマウスの人工呼吸!?
ボクにもして下さい!w
後山咲千里さんも出てるんですが、若い時はめちゃくちゃ美人だった印象なのに、この頃は美魔女的なちょっとキモいおばちゃんでしたwww
前2作に比べるとせっかく自衛隊が全面協力なのに、あんまり出番ないのが勿体無い。
しかもイリスの造形もTVのウルトラマンの怪獣みたいで、生き物って感じがしないちゃちさ。
それに比べ序盤のギャオス戦は、傷付き眼球の垂れ下がった姿など、リアルな造形で良かったです。
1作目は九州、2作目は北海道ときて今作はボクの地元京都が舞台。
京都って歴史的文化財が多いから、こう言う怪獣ものの舞台になる事は少ないんですけどねー。
まあ今作も社寺仏閣を壊したりはせず、京都駅を豪快に壊してました!w

少し前に映画観た帰りのJRでの話し。
それ程混んでなくてボクも座れたんですが、隣の座席には女子高生が座ってて、横に鞄を置いて2座席分占領しちゃってる?
暫くすると鞄を枕に横になってスマホ弄ってる?
リラックスしすぎやろ!?
此処は家か!?wwww




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2021年5月16日
鑑賞回:18:55〜20:55
劇場名:MOVIX京都
座席情報:Dolby Cinema R-15
上映方式:2D HDR版
レーティング:G
上映時間:108分
備考:リピーター割引
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『家族はつらいよ』
4KHDR平成ガメラも遂に完走。
丸ピカDolby cinema最終日に滑り込み。映画館休館にめげず、ありがとうございました。

2000年以降生まれの若い人たちにはピンと来ないかもしれないけれど、あの頃の世紀末的空気感が見事に刻印されているといいますか。オカルト要素濃いめ。
もともと従来の怪獣映画の定石を則りつつも、革新的なアプローチを厭わなかったシリーズの完結編らしく、"ヒーロー"としてのガメラを脱構築してみせる渋谷大虐殺シーンやドラマパートに比重を置いたストーリーテリング、賛否両論あった終幕などなかなか安心して観ていられない。
そこは好き嫌いが大きく分かれそう。

ちょうど2000年以降「お茶の間」で人気になっていくキャスト陣の顔がチラホラ見られて、それが逆にノイズになってしまうという所もあるかもしれない。
仲間由紀恵のトコは何度見ても爆笑出来ますね

母なる地球の守護者(もしくは代行者)としての怪獣という基本プロットはもうお馴染みであり「ゴジラvsコング」でも踏襲されるのも織り込み済みですが、そこに巫女の役割をする女性たちを絡ませたドラマ作りは数多の怪獣映画の中でも、このシリーズが最も描き込みや深みがあると思う。
ただ、やはり怪獣映画の中に盛り込むには時間が足りない。
あのエンディングはある意味必然であり苦肉の策であった様にも今になっては感じられる。
そこへ行くと、人物の背景描写は極力排して、情報で畳み掛ける様な演出と編集でエンターテイメントと社会批評を高濃度に両立させてみせた「シン・ゴジラ」のハイスペックが浮き彫りになる。「シン・ウルトラマン」ではどうなるだろうか。"子供達のヒーロー"という側面から捉えられれば、先輩ガメラはひとつのモデルケースになるのではないだろうか。

少し脱線したので本作に話を戻すと、前2作に較べボリュームは少ないとは言え、本作でも特撮シーンのクオリティの高さや異様なまでのテンションは見事。
イリスの造形自体はそんなに好きではないけれど夜空を浮遊する美しさには惚れ惚れするばかり。
京都駅でのラストバトルも、あんなに密閉度の高い空間で人間の目線に近い距離感で繰り広げられる迫力は、従来の怪獣映画ではあまり見られなかったクライマックス感があり興奮する。
4KHDRでのブラッシュアップの恩恵をたっぷり感じられるガメラの「そこに居る」という実在感。堪能した。
みろ

みろの感想・評価

3.0
評価が難しい。
3作通して観ると結局1作目が1番面白かった気もするけど、3を観た後に1を観ると設定も何もなくて拍子抜けする、、
でも1より2の方が面白いと思ったしなあ、

ウルトラマンも戦隊も巨大戦の時の街壊しとか人踏んでんじゃないのとかあんまり言及されないんだけど(メビウスの1話にそんなのあったのは覚えてる)
メタ的なそこに触れた作品、の割には最後全然主役陣死なない。

感情移入がしにくいんだよな、誰にも、
でもめちゃくちゃ面白いのは事実。
4Kドルビーシネマ版を評点。

文字や色彩等、映像の細かい部分が鮮明に見える事で当時観た時と印象の変わるシーンが幾つかありました。

今回は映像というよりサウンド部分に注目してしまいました。好印象でした。
音のボリューム。シートに振動が伝わる位の重低音。耳奥に響いてくる高音。
超音波メスとか思わず顔をしかめてしまうくらいのもので、説得力が増してます。
大音量ゆえ、細かな悲鳴とか叫び声とかの聴こえてほしい音が目立たなくなっているのは良いのか悪いのか。
個人的には極爆GMKに近い印象を受けました。総じて、笑っちゃうくらいに良かったです🤣

それと。去年復活上映観た時にも思ったのですが。
CG部分が欠点に切り替わってきている💦
公開当時は寧ろ高いクオリティで強みだと感じていたCGのシーンが……💦
色の淡さが際立って違和感が出てきてしまいました。アナログ特撮部分は未だに見応えあるのに……。それだけCG技術が向上してきていると言う事なのかな。

今回は、今の目で観たプラス要素&マイナス要素を加味した結果として点数をつけてみました🙇‍♂️

未見の方→必見の作品です。
国産特撮映画の先入観を破壊し、その魅力を新たに感じさせてくれるものだと思います。

何度観ても。
ラストシーンは、過酷な時代こそ、力強く生きていかなければ!とガメラに思わさせられます。
ユリアーナ・シャノーさんのエンディング曲がまた良き✨
あんこ

あんこの感想・評価

3.3
ラストの、燃え盛る炎の中に立つガメラの姿がカッコ良かった。

ラスト後の展開が面白くなりそうだったからそっちが観たかった。ガメラの活躍が少なく、少女にあまり共感もできないから、イリスと少女に焦点が当てられたストーリーが退屈に感じた。

3作観終えて、ガメラ、ヒロイン、自衛隊の全てがかっこいい2作目が一番好きだと思った。
らじご

らじごの感想・評価

3.8
ドルビーシネマで初めて鑑賞。
正直、ゴジラファンからすると、

" どうせガメラ・・・でしょ "

って感じでいました...が!!

ガメラファンの方々!
誠に申し訳ございませんでしたぁ!!

昭和ガメラのイメージとは別物!
特撮もレベル高けぇ...

もっと早くに見とくべきだった...後悔。

ゴジラは割と俯瞰的やゴジラの視点的な描写が多いけど、ガメラは襲われている人間たちの視点が多く、足元から見上げる描写に迫力があった。
その分、ミニチュアも細かい!
ShotaOkubo

ShotaOkuboの感想・評価

3.8
「聖戦の被害者」という怪獣映画の命題に挑んだ1本です。

怪獣映画が黙殺してきたであろう者にまで焦点を当てた個性を感じるテーマです。

本作のテーマを端的に語った煽り構図のガメラは見事なカットでした。
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