実験作。
サスペンスアクション映画です。
映画の中で進んでいる時間と、実際の映画の長さを同じにするという試み。
主人公が、人質に取られた娘を取り返すために奮闘する。
それが、89分で完結します。
ジョン・バダム監督。
この監督の、
『ブルーサンダー』『ウォーゲーム』はおもしろかった〜
ジョニー・デップ主演。
元妻の葬儀から戻った主人公ジーン(ジョニー・デップ)と娘のリンは、駅に着くと同時に何者かに車に押し込まれる。
娘を人質に取られたジーンは、スミス(クリストファー・ウォーケン)という男から知事エレノアの暗殺を強いられる。
知事の演説中に拳銃で打つよう命じられた。
監視の目を掻い潜り、主人公は何とか知事に狙われていることを伝えようとする。
やっと知事の側近に接近でき、知事の夫に面会できることになったが、実は夫が黒幕の1人だった。
演説時間は刻々と近づくなか、主人公は暗殺を阻止し、なおかつ娘を救えるか?
怒涛の89分。
古き良きヒッチコックのサスペンスのよう。
暗殺企図側からみると、もっと確率高い方法なかったのかと思いますが、巻き込まれ型のサスペンスとして、野心的試みが面白かったです。