しらすごはん

ニック・オブ・タイムのしらすごはんのレビュー・感想・評価

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)
3.5

実験作。

サスペンスアクション映画です。

映画の中で進んでいる時間と、実際の映画の長さを同じにするという試み。

主人公が、人質に取られた娘を取り返すために奮闘する。

それが、89分で完結します。


ジョン・バダム監督。

この監督の、
『ブルーサンダー』『ウォーゲーム』はおもしろかった〜

ジョニー・デップ主演。


元妻の葬儀から戻った主人公ジーン(ジョニー・デップ)と娘のリンは、駅に着くと同時に何者かに車に押し込まれる。

娘を人質に取られたジーンは、スミス(クリストファー・ウォーケン)という男から知事エレノアの暗殺を強いられる。

知事の演説中に拳銃で打つよう命じられた。

監視の目を掻い潜り、主人公は何とか知事に狙われていることを伝えようとする。

やっと知事の側近に接近でき、知事の夫に面会できることになったが、実は夫が黒幕の1人だった。

演説時間は刻々と近づくなか、主人公は暗殺を阻止し、なおかつ娘を救えるか?


怒涛の89分。

古き良きヒッチコックのサスペンスのよう。

暗殺企図側からみると、もっと確率高い方法なかったのかと思いますが、巻き込まれ型のサスペンスとして、野心的試みが面白かったです。
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